HOME プロフィール 仕事(講談) 仕事(その他) その他

●続く会

旭堂南海の何回続く会?  毎月第4火曜日 19時開演 薬業年金会館 木戸銭:1000円

【2004年】

7月27日(火) 第85回
   講談・太閤記 第一部「木下藤吉郎」J 〜桶狭間の合戦(前)〜


 《会の案内ちらしより…》
(絵のみ)

 《会の案内はがきより…》
猛暑の中、桶狭間へと行ってきた。駅前に出ると、目付きの鋭い 男達が山のようにいた。警備員が交通整理をしていた。「へーェ桶 狭間って、エライ人気なんだ」と、感心しながら、流れに沿って歩 いた。目の前に「中部競馬場」が見えてきた。入り口近くの警備員 に「桶狭間の古戦場はこの中ですか?」と尋ねた。「桶狭間ァ?知ら ねぇぞ。俺ァ臨時雇いだからなァ」。絶対間違ってると確信して、 流れに逆らい駅まで戻った。駅前の古本屋「安藤書店」の親爺さ んに聞くと、「駅の反対側へ出たら誰でも解る」と言われた。細い通 路を抜けると、駅前に森があり、そこが桶狭間古戦場だった。誰も 居なかった。横のお寺に「桶狭間資料館」があるとも親爺さんが教 えてくれたので、出向くと、潰れていた。古本屋に戻ると、奥さんが 座っていた。目が合った途端に「あぁあんただな?誰もおらんかった でしょ?こっから3`ほど歩いた処にもう一つの桶狭間の場所があ るんだがや、そっちが本当かも知れんからのぅ」・・・もう一歩も歩け なかった。
馬は日本古来の馬が好き・・・

第84回へ  第86回へ