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●続く会
旭堂南海の何回続く会？ 毎月第４火曜日 19時開演 薬業年金会館 木戸銭：1500円【２０１７年】
１月24日（火）19時 第２３４回
祐天吉松（貳）「立花金五郎の嫉み」
《会の案内ちらしより…》
《会の案内はがきより…》
「彼が前座時代、正月出番に真打ちの増田南北から、 給金は一文も出さないから、と言われた口惜しさに、給 金がわりに覚えたのが祐天吉松のネタ。この祐天吉松は どれだけ儲けさせてくれたことだろう。彼だけではない、 師の南陵も、東京の神田伯竜もこのネタによって儲けた。 九州からこのネタを仕入れて大いに儲けようと、大阪に 戻ってきた南北はそのとっぱなの島町の席で彼に取ら れ、地団駄ふんで怒ったが、後の祭りである」（『上方 講談三代記』三代目旭堂南陵／夏の書房／1982）。
上記によれば『祐天吉松』は九州仕込みという事にな る。同書に「増田南北という講談師が、五・六年も大阪 をるすにして九州辺を巡業にまわっていたが、ひょっこ りと大阪に戻ってきて･･･」「九州路の旅でこのネタを創 り、大いに儲けようと自身満々、大阪に帰ってきて初め て席にかける祐天吉松である。」ともある。我が師匠は 二代目からこの話を聞いたのであろうから、多分･･･本当 なのだろうなぁ･･･で、どれほど儲けたんやろ･･･ホンマ。
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