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●続く会
旭堂南海の何回続く会？ 毎月第４火曜日 19時開演 薬業年金会館 木戸銭：1500円【２０１６年】
12月27日（火）19時 第２３３回
新読物開始 祐天吉松（壱）
《会の案内ちらしより…》
《会の案内はがきより…》
「（増田）南北の芸にしてはよく客を入れたようだが、何をや った」「祐天吉松てンです」「祐天･･･知らんな。いいネタらしい が」「面白いですよ。あんなのははじめてです」「どこから仕 入れてきたんだろう。お前、あら筋でも覚えてねえか」「あら 筋どころか、全部点取りしました」「ふーん、全部か」<略>もう 遊びどころではない。二人は祐天吉松にかかり切った。南北 の祐天よりもっとよい物につくり直すのだ。仲道亭を打ち上 げるときには、三十席の祐天吉松が生まれ変わったのである。 増田南北より芸のまさった南陵の手にかかかり、祐天は一層飛 躍してよくなった。「つる、おれはこれで儲けるぞ」【『上方講 談三代記』三代目旭堂南陵著ﾖﾘ】
儲けるぞっ！儲けるぞっ！もォウケるぞ･･･もう蹴るぞ･･･
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