仕事（講談）

●続く会

旭堂南海の南海続く会？　　毎月第４火曜日　19時開演　薬業年金会館　木戸銭：1000円

【１９９９年】

４月27日（火）　第２３回
　　　難波戦記後日談其の四　『真田大助江戸城乗り込み』

　《会の案内ちらしより…》
片倉小十郎と真田幸村の関係は先月申し上げましたが、この後日談では片倉小十郎が非常にエエ役廻りで登場して参ります。それは幸村の子供達を預かって養育したと言う事も当然関係ありましょうが…その後の片倉家と言うのが、どことなく大坂城の秀頼公一行に似ていると言うので、共感をもって取り上げたのかもしれません。明治元年、戊辰戦争に破れた片倉氏（奥羽越列藩同盟の結成されたのが白石城なのです）は賊軍の汚名を受け、城諸とも所領を没収されてしまいました。家臣千四百名はその日から路頭に迷う事と相成りました。そんな折り、時の家老佐藤孝郷、弱冠十九才が「北海道はでっかいどーっ」と叫び、皆が「いただきまーす北海道～♪」と賛同し、命がけの移住となりました。乗ったる船が何とあの「咸臨丸」だったそうです。現在でも北海道は札幌市に白石区とありますのは、この時の片倉家の移住開墾の結果生まれた町である処から付けられたと言う事でございます。十津川より先に行ってたんですねぇ。知りませんでした。　　　続き読み舎主人

　《会の案内はがきより…》

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