仕事（講談）続く会122回

●続く会

旭堂南海の何回続く会？　　毎月第４火曜日　19時開演　薬業年金会館　木戸銭：1500円

【２００７年】

９月25日（火）午後７時旗揚　第１２２回
　　　浪花相撲美談『関取千両幟（上）』

　《会の案内ちらしより…》
相撲の事が話題になってございます。待ってました。講談にございます古き良きお話をさせて戴きます。でも、この会は月に一度。口演時にはもうすっかり治まってしまっているかも知れません。どのような治まり方が考えられましょう？①横綱は故国で新たなる相撲協会を立ち上げる。②横綱は外国人力士を全員集め、組合を結成し、相撲協会と対峙する。③横綱は平成の「天竜」になり、大阪府立体育館で旗揚げする。④横綱は帰国して、チンギス・ハーンと名乗り、再び来襲する･･･というイベントをプロレス界が企画する。どうですかねぇ･･･案外④のような気もするのですが･･･
サテ、「関取千両幟」は、血湧き肉踊る一方、美談と相成ります。相撲のしきたりや親方と弟子の間柄などもよく出てきます。地方巡業の件りもございます･･･そうかっ、⑤がありました。⑤･･･相撲協会は力士と親方の教育の為に講談師を雇い、相撲道を物語にして教えてもらう。御雇い講談師は給料の他、ボーナスは確実に保障される事。⑤がエエなぁ･･･⑤にならないかなぁ･･･でも、そうなると･･･真っ先に南鱗兄さんに御声が掛かるなぁ･･･

　《会の案内はがきより…》
　先日、久しぶりに天王山に登ってきました。それも二回も･･･暑いし蚊が大軍で待ちかまえていますし、大変な「取りやり」になりました。でも頂上の城跡はキレイに残ってまして、ならされた平地になってます。すると、木々に札が幾つも括り付けられていました。『ゴルフ禁止!』･･･て、事はゴルフをしてる人がいるのだ。そして、それを迷惑に思ってる人もいる･･･頂上の平地のみでパターの稽古などをするぐらいなら構わないかも知れないが･･･そこから山下目掛けて打ち下ろしてたりすると大変ですな･･･飛ばす人なら宝積寺ぐらいまで飛ばすかも･･･。
　大相撲が土俵の外で話題になっております。ならば、講釈師も高座で話題にいたしましょう。「関取千両幟」には相撲における師弟のあり方。地方興行の大切さ。そしてなによりも相撲が活き活きとしていた最初の姿がございます。

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