奈良県御所市で11月に行われる「霜月祭(そうげつさい)」。
今回は、2年ぶりに「旭堂南海」の講談。
古い家々を公開していますが、この家の看板は今回の講談の題材「御所流れ」
についての記載がありました。

講談の会場となる観音院本堂に大切に保管されている、「御所流れ」に関する文献。
現在は、もはやこれ1冊しか残されていないとの事。手書きの貴重なものですが、
大正時代に写された書のようです。
中は、このような感じ。3〜4頁に1枚、挿絵も入っています。

お客さんの入りは、ほとんど満員。この上の畳の部屋も一杯で、立ち見のお客さんも多数。
年齢層は、かなり高い模様。
3時を少し過ぎた頃、南海登場。本日は、お寒い中にもかかわりませず・・・
流れるような南海節。時には、客席にいた男性の頭の話をして、むっとされる?一場面も。
スタッフも思わず引き込まれます。
熱演。うなる貼り扇!
約1時間の講談でしたが、あっという間で、お客様も大変、満足そうでした。<了>